2馬力ボートで海釣りを楽しむ

よく免許がいらないと言われる2馬力ボートですが、ボートの長さが3m未満で船外機が2馬力未満のボートを指します。この条件を満たせば船舶免許と船舶検査(船検)が必要ありません。つまり船舶免許もいらないので小学生でも2馬力ボートは操作できるということです。

船外機は、2馬力未満で非常停止スイッチ、キルスイッチ、遠心クラッチ、中立ギア、プロペラガードなどどれか一つ有することが必要となります。それより大きい6馬力、8馬力といった船外機の場合、ボートの長さが3m未満でも船舶免許が必要になります。

ボートの種類

2馬力の船外機を乗せるボートと言っても、いくつか種類があります。

ゴムボート(インフレータブルボート)

アキレス「PVL-270RU」

アキレス「PVL-270RU」

2馬力ボートといえばゴムボート。インフレータブルボートとも呼ばれます。

ゴームボートは、よほど大きな波じゃないかぎり転覆することはありません。転覆しても沈むことがないので、安全度が高いボートと言えます。また、空気を抜けばコンパクトになるので収納はもちろん、移動も楽にすることができます。さらに、ボートの中では割と手軽に購入できる価格も魅力です。

欠点としては、牡蠣や岩礁などに弱い点です。ただし空気の入っているチューブは何室かに分かれているので、一気に破れることは少ないでしょう。また他のボートに比べ、空気が入っているチューブがある分同じ大きさでも船内が狭くなってしまいます。

ゴムボートメーカーは、

  • ジョイクラフト(JOYCRAFT)
  • アキレス(Achilles)
  • ゼファーボート(ZephyrBoat)

などがあります。

FRPボート

リトルボート販売の「ウィニングラン」

 

FRPは「繊維強化プラスチック」の略称で、ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチックです。

FRPボートの利点は、なんといっても耐久性でしょう。ゴムボートのように時間経過とともにゴムが劣化するということもありませんので、何十年も使うことができます。手入れも楽で、メンテナンスが面倒だな〜と思っている人にはうってつけ。

丈夫なので細かいことを気にしなくてもいいFPRボートですが、海上での安定性に欠けます。波が1m以上になると結構揺れます。ゴムボートの場合、チューブが波を吸収してくれるんですが、FRPボートは波の力をモロに受けてしまいます。

あと収納場所がボートの大きさ分だけ必要です。種類によっては真ん中から分割できる分割式のFPRボートもありますので、倉庫の大きさに合わせて決めると良いでしょう。

その他のボート

ゴムボート以外に、アルミボート、折りたたみ出来るポーターボートなどがあります。

 

初めて購入したボート

2馬力船外機で使うボートを初めて買う人はゴムボートを選ぶことが多いと思いますが、出船できそうな場所が牡蠣殻とかがあるとこが多かったのでゴムボート以外も選択肢に入れて探すことに。

ゴムボートは、ジョイクラフトやアキレスのホームページを見ながら探していました。「強度的にはどうなんだろう?」「勢いあまってフックがボートに刺さったりしないのかな?」と不安を抱えつつ、すでに購入されている方たちのブログなどを見ると「そう簡単には穴は開かないし、フックが刺さっても一気に空気が抜けることはない」とのこと。ただ人によっては「フックが刺さってあわてて岸に戻ったけどギリギリだった」という人も。価格的にはゴムボートがコストパフォマンス的に良いとは思っていたけど、海水浴で使うビニールボートと同じような感覚がしてちょっと不安。ちなみにゴムボートとビニールボートでは全然違うので比べるものではないんですけどね。

そんな時、知り合いから「近くの釣り具屋さんにプラスチック製かなんかのボートがあるよ」との連絡があったので早速実物を見に行くことに。その時見たのが、BIC Sport(ビックスポーツ)のBIC245というボート。

 

見た目もスマートで、なんといってもゴムボートじゃないので穴が空くことはないなと。素材はプラスチック素材(ポリプロピレン)で作られているのでゴムボートに比べて経年劣化も心配ありません。さらに船体構造は、船底と床は二重構造になっていて、万が一船底に穴が空いても沈没しないんです。あと両サイドに空洞になっているボディーがあるので、高い直進安定性と転覆の危険を軽減させてくれます。

 

 

重量は39kgで、ゴムボートと同じぐらいです。さらに船尾の下の方にタイヤが付いていてドーリーを付けなくても簡単に移動できて、さらに水上では浮力を生むので一石二鳥です。

ただ実際に使うとタイヤの径が小さいので長距離移動には向きません。あと砂浜を移動する時はタイヤが埋まってしまって逆に重くなってしまうのが難点ですが、出船場所が漁港のスロープなどで車で近くまで運ぶことが出来るならドーリー設置の手間などもなく非常に楽です。

 

オールは丈夫で使いやすいんですが、オール受けの強度がちょっと心配。普段はオールをほとんど使わないので今のところ心配はないんですが、劣化させないように大事にしないといけないなと思ってます。ちなみに予備のオール受けが1個入っていますので壊れたからといってすぐすぐ困ることはないです。

 

BIC245のサイズは全長2m45cm、幅1m20cm、高さ47cmとコンパクトなので軽自動車にカートップしても問題なく収まります。ただ軽自動車だとバランスの問題もあるので無茶な走りをすると倒れたりするかもしれないので注意が必要です。

普段は、普通車のワンボックスに乗せていますが、重心が悪くて車体が倒れそうになったりことはないですね。ベルトの締め方が悪いと風切音がすることがありますが、その時は一旦止まってもう少し締めたりすればほとんどの場合解消されます。

この「BIC245」は友人と折半で購入したもので、基本二人で釣りに行くことが多いのですが、道具やクーラーなどがあるので二人で乗るとちょっと狭いですね。

ただ総合的にみてボート購入は正解でした。沖にちょっと出るだけど釣れる魚が変わってきます。これまで何してたんだろうと思ってしまうほどで、今では岸から釣ることが少なくなくなりました。

これまでに釣れた魚は、

  • 真鯛
  • カンパチ
  • メジロ(関東ではイナダ)
  • オオモンハタ
  • アカハタ
  • カサゴ
  • ヒラメ

などなど。カサゴなんかは堤防で釣ると20cm超えるといい型が来たなと思っていたけど、ボートで沖に出ると30cmぐらいのが普通に釣れたりするのでなんか世界が違うという感じです。

 

2015年の夏に購入したボート。まだ釣行回数は多くないですが、これだけ釣れてくれると期待しかないですね。

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • T- KEX
    • 2018年 1月 06日

    分かりやすい体験記です。参考になります。

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